リバ厨腐女子ママの考えたこと。

腐女子、創作、セクシュアリティ。

結婚させられる二次創作ホモ

 

花璃です。

嫌われるのを承知で書いています。
おまけに、わたし自身にも手ひどいブーメランが突き刺さります。
 
わたしは結婚する二次創作ホモが嫌いです。
 
誤解を招くと思うので言いますが、現実に同性愛者の結婚の権利に反対なのではありません。
一般人口にも同性愛者への理解が深まり、愛のない偽装結婚が減ったり、国際恋愛同性愛者のVISAの問題が解決する、尊厳死などに家族としての法的な権利を得られるなど、現実的に沢山のメリットがあると思うし、とても良いことだと思っています。
 
わたしが言いたいのは、
「現実には同性愛でない二次元の男二人をくっ付けて、更に結婚(!)させ、更に自分の安い結婚観を押し付ける二次創作者の『腐った』根性が嫌いだ」
ということです。
 
非常にブーメランです。
この辺は常に自分のなかの解釈違いと闘っています(そしてよく負ける)。
 
 
わたしは正直に言って、
「ずっと一緒に居たい」
「結婚したい」
ホモが好きです。
けれども、同時に
「結婚できないと知っている」
「ずっと一緒に居られない」
ホモが好きなんです。
分かりますか?
 
 
わたしが結婚後仕事に復帰したとき、職場の男性(70代)に言われた言葉があります。
 
「最近は離婚する人も多いけれど、結婚も3年保てば少しは長引くやろ」
 
と。
彼は大変お金持ちで、三人のお嬢さんの父親でした。お嬢さん方は40歳前後(いわゆるアラフォー)でしたが、
「上から順に嫁ぎ」(男性談)
長女は子供のいないバツイチで親と同居、次女はキャリア女性でDINKS(彼(男性)の持ち家に入り婿)、三女は専業主婦で孫2人(これまた二人とも女の女系家族)だとのことでした。
彼は、ほとんど三女さんとお孫さんの話しかしませんでした。
彼と彼の奥様は、三人のお嬢さまを結婚させるべく、奮闘した。そして、彼は仕事で成功を手にしたように、
「結婚させる」
というミッションには成功しましたが、所謂(三人子持ちで専業主婦の奥様の居る)彼の思う『結婚』には三女しか到達しなかった。けれども分かりますか、
 
「彼は『70代の』男性なんです!!」
 
彼的に言えば、次女さんの結婚もまだ「長引いて」います。お父さまの持ち家(街にすぐ出られるところにある一戸建て)に家賃なしで住んで悠々自適な二人暮らし。たまに話を伺いましたが、すごくリッチな良い暮らしです。(正直、次女さんが羨ましかったです。そして、出戻りの長女さんの離婚理由が腐女子だからとかではないことを祈りました。)
 
 
兎に角、わたしが結婚する二次創作ホモを嫌う心の奥底に眠るのは恐らく、この男性のような価値観、つまり、
「昭和の日本のオヤジ」(くたばれ!老害!)
を感じるからだと思います。
 
昭和の日本の結婚がどうして長引いていたのか知っていますか?
 
「女性が(専業主婦であることにより)経済的に男性の被支配下に置かれていたから」
 
です。つまり、女性は生きていく為に、(ときには理不尽な亭主の我が儘に耐えて)結婚を続けていかなければならなかった。
男は仕事と結婚し、女は家庭と結婚する。(この辺は橋本治さんの『絶滅女類図鑑』に詳しいです。)それが『結婚』だったんです。
 
 
経済的にも精神的にも自立した二人が添い遂げるのは難しい。
一緒にいる意味を見出すのも難しい。
 
だけど、それでも
「一緒に居たい」
と思える二人のファンタジー。それがわたしにとっての二次創作BLです。
 
今は傍に居るけれど、先のことは分からない。
お互いやりたいこと(仕事など)が変わるかも知れない、どちらか片方が死ぬかも知れない。
惹かれ合っているけれど、二人の居場所は遠く離れている。
だけど今は傍に居られる、という、すごく刹那的な幸福(セックス!)。
 
これです!
 
 
今、やっぱり再確認しました。
 
わたしは結婚する二次創作ホモが嫌いです。
 
 
花璃でした。
 
 
*文中で男同士の恋愛関係・及び肉体関係を『ホモ』としてあるのは差別用語だということは分かった上で、その時の心情を表現する為に敢えてこの言葉を使わせて頂いております。
ご気分を害された方がおられましたら申し訳ありません。