リバ厨腐女子ママの考えたこと。

腐女子、創作、セクシュアリティ。

サイト時代はユートピアだったか?10(創作とコミュニケーションの負の化学反応)

花璃です。 

今日は久しぶりにこのシリーズ↓の続きを書きます。

fujoshimama.hateblo.jp

 

この前こんなエントリーを書いたんですが、

fujoshimama.hateblo.jp

なんかTwitter界隈でhtr字書き勢がまた燃えた(?)らしい。

anond.hatelabo.jp

同人界隈でまた「絵描きと小説書き」みたいな話題が盛り上がっている。発端はある合同誌が漫画+小説で発行されることを受けて、その人に対して誰かが「漫画は読みたいけど小説は読まないので分けて発行してくれませんか?」と発言したことらしい。「小説の楽しみを知らない人は可哀想」「そういうお前が1番いらない」「たしかに小説書きは同人界隈では絵ほど求められてないが、趣味なんだから気にするな」みたいな意見が様々なところから出てきているみたいだが、こういう擁護したり憤ったりっていう彼ら彼女らの全ての行動が気持ち悪いと思った。なんで気持ち悪いと思ったのかうまく言語化出来なくてもどかしいが、でもなんかすごく気持ち悪い。

なぜ、字書きを擁護したり憤ったりという行動が気持ち悪いのか?

今日はそれについて書きたいと思います。

 

 

 

感想の強制という暴力 

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■「あなたの作品に当たり障りのない感想しか来ないのはあなたが嫌われているからじゃなく純粋に作品が面白くないから」

腐女子の長文自分語りなので面倒な人は飛ばしてください※


Twitterで「読みやすい=稚拙な文」と捉える小説書きがいる、という話を見て思い出したことがある。


何年か前、私(腐女子)はとあるマイナーカプにハマっていた。

原作自体もマイナーで、読んでいる人は身近におらず、SNSでないとファンも見つけられなかったくらいの作品の、更にマイナーなカップリング。

ROM専の人を含めてそのカプが好きだと自称している人は20人程度しかおらず、把握している限り全員相互フォロワーだった。

端的に言えばSNS上に村ができあがっていた。

その村の中で絵・文問わず作品を発表している人は私を含めて5人程度だったので、誰かが新作を投稿するたびに全員が読み、感想を伝えるのはもはや当たり前のこととなっていた。


マイナーカプでも交流が密であれば寂しさなど感じない。半年くらいは幸せだった。何か書けば誰かが感想をくれるのだから。

だけど、あるときふと気づいてしまった。


Aさん→Bさん「Bさんの新作読みました!すごく面白かったです、特に○○が××の体調を気遣って自分も大変なのに手当してあげるところがすごくよくて~(以下リプ2~3個にまたがる長文)」

Aさん→私「私さん新作投稿お疲れさまです!読みました!私さんの書く○○とってもよかったです!××も可愛かったし、私さんのお話読みやすくて好きです!次も楽しみにしてます!(140文字に収まる)」


全員相互フォロワーなので、誰かが誰かに送ったリプライも普通に見えてしまう。

人の作品の感想は「自分が読む前に見たらネタバレになっちゃう!読むまで見ないでおこう!」とあまり目を通していなかったのだが、偶然目に入ったある人の感想の量が私宛と私以外の書き手宛で大きく異なることに気づいてしまった。

それに気づいてからは、Aさんだけでなく他の人から私に来る感想もなんとなく薄味というか、淡白というか、頑張って140文字を埋めようとしているように見えるようになってしまった。


もしかして嫌われているのではないだろうか。嫌われているけど狭いコミュニティで表立っては言えないから「よかった」とか「読みやすい」なんて読んでなくても言えるような無難な感想しか来ないのではないだろうか


そう思った私は、今思うと若かったが、リアルのオタ友に相談した。「身に覚えはないけど、同じカプの人に嫌われているかもしれない」と。

オタ友は気のせいじゃない?と言ったものの、私があまりにも具体例を出して「これだけ対応に差がある」と訴えたからか、こんなことを言い出した。

「Pixivアカウント教えて。あと原作も全部貸して。読むから」


オタ友とは付き合いは長かったけれど、好むものが全然違っていたので私の作品を読んでもらうのは初めてだった。

Twitterも雑談アカウントは教えているけど、ジャンルのアカウントは教えていない状態)

だから少し緊張しながら原作を貸し、Pixivアカウントを教えた。数日後、LINEでこう送られてきた。

 

「あなたの作品に当たり障りのない感想しか来ないのはあなたが嫌われているからじゃなく純粋に作品が面白くないから」

 

そこから更に、私の作品と村の人の作品の何が違うのかがつらつらと送られてきた。だけど、内容はあまり覚えていない。

信頼していたオタ友にまでそこまではっきり言われるとは思っていなくて、ショックで、もういいもうやめてとオタ友をブロックし、そのまま寝込んでしまったからだ。

Twitterも暫くは見ることができず、ネットと推しカプから離れてぼうっと日々を過ごしていた。

心の傷が少しずつ癒えてきた頃に、原作の新刊が出た。

それを読み、再び原作と推しカプへの熱が上がった。おそるおそる、数ヶ月見ていなかったアカウントに顔を出した。


リプ欄には私の体調を気遣うコメントが結構な量あった。

お久しぶりですとツイートすると、村のほぼ全員からおかえりとリプが飛んできた。心配もされた。リアルが忙しくて~と適当に誤魔化した。

そして「これからも忙しくなるので、推しカプのことはこれからも大好きだけど作品を投稿できるかはわからない」とツイートした。

「残念です」とコメントしてくれた人はいた。だけど「また私さんの作品を読みたいです」と言ってくれた人はいなかった。

私はそのまま、ROM専になった。

 

今はもう、その村は存在しない。

原作が終わり、村の人間は新たなジャンルに旅立っていった。跡地のように残されたアカウントもいくつかあるが、ほとんどの人はアカウントごと消して去っていった。

私も新たな沼を見つけて移住した。やはりマイナーである。そこでは最初からROM専として振る舞っている。

今も昔も、村の人は私に優しい。ただやはりつまらないものに無理に感想を言わせてしまうのは心苦しく、思いついたアイディアがあっても作品にはしていない。

妄想をツイートして、「それ本にしないんですか?」という画像リプをもらうたびに「私は絵も文も書けないから」と誤魔化している。

 


ただ、今になって振り返ると、面白くない話にも良いところを見出して褒めようとしてくれた村の人は悪い人ではなかったと思うし、

オタ友も、村の人が言うと角が立つような話を敢えて言ってくれたのだとは思う。

おかげで私は原作の終了まで楽しく推しカプの話をすることができたし、今も穏やかな腐女子生活を送れている。

ただ、もう二度と作品を作ろうという気持ちにならないだけだ。

 


元のツイートとは全然関係のない話になってしまったが、感想とは本当に難しいものだとしみじみ思った。

読む価値のないものをフォロワーに読ませて感想を言わせていたってことですよね?

最早暴力じゃない?

とはいえ、

id : cider_kondo

これってつまり「あなたの作品に当たり障りのない感想しか来ないのはあなたが嫌われているからじゃなくあなたが好かれていたから」だよなと思った。やさしい世界(本当に優しいかは謎

「この人のこと嫌いじゃないから好意を示すために当たり障りのない感想を言っておこう

って思われるくらいには好かれる能力めっちゃ羨ましいです。

わたしは

「作品は好きだけどこの人はほんと嫌い」

って思われやすいので( ´ ▽ ` )ノ(実際kzだしもうヤケクソ)

なぜ、字書きを擁護したり憤ったりという行動が気持ち悪いのか?

 の答えはこの時点でもう分かりますよね。

フォロワーに忖度して思ってもないことを言っているからです。

そう、

地雷ありません。(本当はあります)

と同じですよ。

www.fujoshimama.com

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同人という、極めて個人的な趣向を問う場に周囲への『忖度』という社会的行動を持ち込む態度

です。

ああ気持ち悪い。

Twitterの影響だと思うんですが、こんな感じ↓で創作に手を出して拗らせる人が本当に多い。

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君は「物を作りたい」のじゃなくて「物を作ってチヤホヤされているような人のような状況になりたい」だけなんじゃないの?

だけど、そのような状態じゃないから「苦しんで疲れている」

本当に物が作りたいというのなら、もう手を動かしているはず。ただし、作った物は簡単には受け入れられない。そこでああでもないこうでもないというのを積み重ねて、人気がでる物になる。

だけど、まず先にチヤホヤされている状況を望んでいる状態であれば、受け入れられない段階で心が折れることでしょう。

ましてや、起業みたいに儲けやチヤホヤされうる状況であれば、ますます自分を利用して他人の承認欲求やら他人の利益を出すための生け贄、

そもそも起業を増やすためのパンダとして利用しよう奴が現れる。ますます心が折れる

単に君はまず今疲れているだけだ、余計な考えにとらわれて疲れていると理解して、休むこと。ついでに言うとマインドフルネス周りの本を読んでみて特に休む技法を身につけるほうがいいよ。

創作って楽しいけど物を形にする作業はしんどいし、本当に心から表現したいことがあるわけじゃなかったら安易に手を出さない方が平穏でいられることもありますから、 行き詰まりを感じる方は拗らせる前にお休みするのがいいと思います。

 

意識的な加害者

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■原稿中に精神的にきた話
人権が欲しい、人権が欲しい、人権が欲しい。

最近見かけたとあるツイートを目にして、強く思った。内容は特に珍しくもないだろう、小説同人誌を書いている人を軽んじる内容の匿名メッセージ(正しくはそのメッセージに対して返答している人のツイート)


特に珍しくないと書いたのは、定期的にTL上で目にするからだ。残念ながら二次創作界隈では漫画やイラストを描ける人たちの方が圧倒的に格上として扱われている。同じ穴の狢なのに、とは思うけど、正直理解できてしまう。

文字って読むのに時間がかかるし、疲れてる時は目が滑ってそれこそ一文字も頭に入って来ない。生真面目な内容だと眠くなるし。

逆に漫画やイラストはするっと目に入ってくる。瞬時に脳に萌えが届く。萌えの特急便だ。


二次創作だと特に、キャラクター(人物)が重要なわけで、


Aは胸をシャツの上からギュッと掴んだ。痛い。心臓が早鐘のように鳴っている。血が今までにないほど速く身体中を駆け巡り、身体が火照ってきた。


とかいう文章を読むより絵の方が脳直でAの状態が分かる。1秒で得られる情報量が違う。

時間が掛からないということは圧倒的に目に留めてもらえる機会が増えるし、それってつまり「人気」なわけだ。「視聴率」が高いわけだ。

あとこれは結構同人読者にとって大事なことだと思うんだけど、好みか否かの判別がすぐにつく。

ストーリーの好みじゃない。絵柄とか、文体の好み。文章だって、数行で分かるときもあるけど、基本文庫で数ページは読まないと判別出来ないんじゃないだろうか。

あとはまあ、小説はラストまでが長い。

最近pixivで文字数検索出来るようになったけど2万字までは短編。2万字って読むのにどれぐらいかかるのかというと、pixivの計算だと大体40分程。

漫画の短編は何となく24〜40pぐらいかなと思っているんだけど、どうだろう。それって読むのにどれぐらいの時間がかかるんだろうか。

測ってみたことはないけれど、それでも40分よりは短い気がする。


私は小説を読むのが好きだけど、それでも読むときは気持ちの余裕と、一気に最後まで読めるぐらいの時間の余裕、どっちも必要になってくる。

個人的に一気読みしたいタイプなので先ほどの例で言えば40分何人たりにも邪魔されず、小説に集中したいから。

子供から大人まで疲れてると言われている昨今、時間をかけずに萌えを届けてくれる絵や漫画のほうが読者の母数が確実に多いのだ。

分かる。超分かる。

だから別に小説読む人もっと増えろとは思ってない。

 

ただ、

アンソロジーに参加しようと

名刺メーカー等を使って文章を画像にして投稿しようと

イベントにサークル参加しようと

小説だというそれだけの理由で邪魔者扱いされたくないだけだ。

 

小説をわざわざ持ち上げて、小説ってなんて素晴らしいものなんだろう! 今まで読んでなかったなんて人生損してた!

と感じてくれなんて全然思ってない。

嫌いならそれでいいし、別に小説を読めだなんて言わない。合同誌でもアンソロでも、好きな作品、読みたい作品だけ読めばいい。無理やり読む必要なんて全く無い。購入者の自由だと思う。

だからどうかもう迫害しないで下さい。言葉で加害してこないでください。


と、これをまるっと文章で書いている以上、伝えたい人たちには届かないんですけどね。

分かってます。

 

現状に不満があるなら絵を練習すれば?

そうじゃない。絵が描けるようになりたいわけじゃない。あくまで私は小説を書いているのが好きだ。小説で私の好きな二人を描くのが好きなんだ。

これ以上目立ちたいわけじゃない。これ以上フォロワーを増やしたり、ちやほやされたいわけでもない。そりゃ本音を言えば自CPにハマったあかつきには自分の作品を読んでくれたらなぁとは思ってる。けどそれだって、無理にとは言わない。自CPが好きな人の数だけ自CPの解釈があるんだから。

 

発端のメッセージを送った方は悪気はないように思う。恐らく質問された内容に自分なりに答えたに過ぎないんじゃないだろうか。

だからこそ、いかに小説を下に見ているかが浮き彫りになっているんだろうと思った。

だって合同誌の話なのに、なんで小説だけDL販売?

頒布費を抑えるためというならば漫画も小説も、1冊丸ごとDL販売したらどうですか? という提案のほうがしっくりとくる。

だって合同誌なんだから。個人誌をセット販売したいという話ではないのだから。

もう「小説同人誌は印刷代すら勿体ない」「資源の無駄遣い」とでも言われたかのような衝撃を受けてしまった。何でそこまで言われなきゃならんのだ!?

絶対メッセージ主の意図と違う。それは分かってるんだけども。


今まで何度も「小説同人誌って格下扱いされてんな」と感じてきた。けど別に小説を書くことをやめようと思ったことはない。

漫画を描いてみようと思ったことは、まあ無い事はないけど、それだって「この話は小説より漫画の方が絶対映えるうううう」となってそのネタを形にしたいがための手段として必要に迫られてなわけで、だからって誰かに頼むわけにもいかないし、なら自分でとチャレンジしてみて結局1週間ほどで諦めるやつ。

その点文章はもう定期的に吐き出していかないと駄目。溜め込みすぎるときっと爆発するんだと思う。

自給自足で生きていけるタイプの人間なので、毎日自作品に囲まれているだけで人生エンジョイ出来るから、「小説下に見られてるな」という話を目にしても、そりゃ悲しいし怒りも覚えるけど、それで書くのをやめようとは別に思ってない。

これからも思うことはないはずだ。


けど今回のはなぜかグッサリときてしまった。別に誰かと合同誌を出したこともないし、その予定もないのにね。何でこんなに落ち込んでるんだろ。私が言われたわけでもないのに。


今絶賛原稿中なのにモヤモヤが治らなくて書きなぐってしまった。

そういえば昔からテスト勉強の期間になると、普段はしない部屋の掃除を始めてしまうタイプだった。これも一種の逃避なんだろうな。

けど吐き出してかなり頭がスッキリしたので落ち着いて自CPの本に取り組めそう。

ウルトラハッピーでラブラブな二人を書きたいのでネガティブな気持ちは吐き出した方がいい。これ書いてる間に原稿3000字ほど進んだのでは? とか考えたらだめ。

新刊出すために頑張ります。


終わり


※二次創作作品をDL販売することはそもそも駄目だけどここではその点は横に置いてます

※絵や漫画を書いている人を目立ちたがり屋だとか、ちやほやされたい、フォロワーをとにかく増やしたいと思っているんだろうなとは欠片も思っていません

人権ガー人権ガー

ってよくサヨクとか自称セクマイ(笑)が言ってるよね。

この人の言ってることよく分かんないんだけど、よーするに、

「わたしは絵を描かないし一般大衆はバカで小説を読まないのを知ってるけど絵描きさんと同じくらいチヤホヤされたい」

ってことでしょ?

だーからー、なんで

  • 自分がチヤホヤされないこと
  • 小説が読まれないこと

を外部要因(二次創作読むオタクがバカで見る目がないから)にするわけ?

自分の小説がつまんないクソだからだと思わないわけ?

こういう人が婚活して

「わたしが結婚出来ない(彼氏がいない)のは男に見る目がない(付き合う価値がない)から」

みたいな↓こと言って女子会で吉牛されるんでしょうね( ´ ▽ ` )ノ♡

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別にいいんだけど、そういう人に限ってわたしのような孤独なアスペ女に圧かけてくる(いわゆる同調圧力)から嫌いです。

思ってもないこと言ったら心が死ぬから、仲間外れになっても悪口オフ会されてもホームページに悪意コメされても一人が好き。

 

大体、漫画っていうのは

  • 絵が描ける
  • 話が作れる
  • 漫画に構成できる(絵にしたい部分を抽出してコマを割って画面を作る)

っていう三段階踏まないと描けないんですよ?

絵描きさんが絵を描けるようになるために、話を作るために(この段階でほぼ小説みたいなのを書いてる方もいる)、漫画にするために、どれだけ自分の作品と向き合っているか。

特に、上手な絵描きさんというのは漫画にするために『見え方』『伝わりやすさ』をとことん考えて客観視しているからぱっと見で読者を捕らえられるわけです(それが出来ない絵描きさんはやはり見向きされないと思う)。

チヤホヤされてる大手絵描きさんというのは

  • 絵が上手い
  • 話が面白い
  • 漫画として読みやすい

の三つのうち少なくとも二つはクリアしてると思うんです。その辺を考えられないから安易に嫉妬するんだろうなと思う。この増田(ぶっちゃけ読みにくくて全然読んでないけど)みたいに、

  • 読みにくい
  • 面白くない
  • ただのお気持ち

を喜んで読みたいと思う人がいると思う?

そこら辺が分からないなら、創作向いてないと思う。

そもそも、わたしのここら辺のエントリー↓でも書いたんですけど、

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わたしは作家買いするタイプで合同誌とかアンソロは無駄が多く嫌いなので

  • 「個人誌が読みたいのに出してくれない神の作品が読みたい!」
  • 「普段○○カプで描いてらっしゃる神が△△カプで描いてくださる!」
  • 「ほとんど作家がいない○○カプで有志がアンソロを作ってくださった」
  • 「ドンピシャ性癖の合同誌が推しキャラで出る」

とかよほどのときしか買いません。

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そもそも合同誌って時点で、好きな作家のページだけ欲しい他の奴らはいらない、って人から文句言われるのはよくある話じゃないかと

マジその通りだし、好きな作家さんが一人しかメンバーにいなくてが5ページしか描いてないとかだったら購入は見送ってweb再録待ちします。どうせそんな同人誌買ってもすぐ売るし。

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電子書籍が一般的でなかったころは、保管場所に困るアンソロは好きな作家の部分だけ残して捨ててましたなあ。いやあ懐かしい。

そうだよね。わたしもいつもそうしてる♡

欲しいものはどんな手段を使っても欲しいけど、要らないものはタダでも要らないのが同人誌。

漫画同人誌だって小説同人誌だって欲しいと思われなかったら買われないのは同じ。

それは平等だし、仕方がない。

でもね、人権はちゃんとあるから大丈夫

書きたかったら書いていいのよ。いくらでも。

他の人が欲しいかどうかは別問題だけど。

つ人権 

原稿頑張ってね〜〜〜♡

 

字書き≠小説書きの一例

この増田↓はかなり衝撃的でした。

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■小説を書くこと、絵を描けないこと
「字なんて誰でも書ける、絵は描けない」

「絵が描けないから小説を書いている」

痛いほどわかる。

すごくすごくわかる。

私だって絵が描けたら小説なんてたぶん書いてない。

これは謙遜や自虐でもなんでもなく、事実だ。

だって文章はある一定レベルの教養があれば誰だって書ける。

日本の教育の賜物なのか、識字率はほぼ100パーセント。

いままでテストの回答や読書感想文、私たちはどれだけの文章を書いてきたのか、どれだけの文章を読んできたのか、もうわからない。

それだけの積み重ねがあるから、ほとんど誰でも文章を書ける。

それが面白いかそうじゃないかは知らんが、日本人が読んで意味を理解できる文章は書けるでしょ。

少なくともTwitterをやってる人たちならね。

では絵は?

絵を描く機会、文章を書く機会と比べてどれくらいあった?

ほとんどの人は図工の時間と美術の時間、後せいぜいノートの端っこの落書きくらい。

でもクラスに数人はいる、絵を描くのが大好きで、何度も何度も白いページを埋めてきた人たち。

そりゃ上手くなる。たとえ描いてるその時上手くなくたって。

私は絵を描けるようになりたくて高校の時にほぼ0の状態からワンドロめちゃくちゃ描いてみたりしたけど上手く描けない自分に嫌気がさしてやめちゃった。ずっと続けてたら今は見れるレベルの絵が描けるようになってたのかな。それはわからないけれど。

絵も文章もみんな何度も繰り返し繰り返し書いたり描いたりしてきたから、今上手になったんだよなぁ。

ただ文章は書ける人が圧倒的に多くて、絵はそれに比べると少ない。そういう話。必修じゃないから。

あれ、なにを言いたいんだっけ。本題とか何も考えずに書いてた。本題、なんだっけ。

ま、文章書けるって言ってもセンスの違いとかあるよね。「日本語として読める」文を書くことと「面白い」文を書くことってハードルの高さ相当違うわけで。

面白くない文章はその辺にいっぱい転がってる。この文章もそう。

でも誰かが、義務でもないのに、最後まで読んでくれる文章を書けたなら、それは誇っていい。人に興味を持たせる文章を書くことに成功しているのだから。

たとえ文章を書く能力を持っている人が沢山いて、自分がその中の小さな小さな一人だったとしてもそれは────ここまで書いてさ、文章書くの飽きたわ。ごめん。

最後まで完結させられる人、天才だよ。えらい。最後まで書けない人、多いよ。私みたいにね。

でもここまで読んでくれてる人がいるってことが、この文章が人の感情をマイナスかプラスかに1ミリくらい動かしてるって証明よ。

この文章を読むことは決して強制されたことではない、ここまで読んだ人はみんな能動的に読んでる。

すごいよね。私天才じゃない?自己肯定感高めてこうな!

最後まで読んでくれてありがとね!閉廷!

全く脈絡なく最後まで突っ走って唐突に終わる。

まるで当たり屋のような文章

「日本語として読める」文を書くことと「面白い」文を書くことってハードルの高さ相当違う

ご本人もおっしゃってるけど、この人の文章マジで

「日本語として読める」けど何を言ってるのかさっぱりわからない

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小説を書くということは「字を書くこと」ではなくて「物語を作ること」だと思うんだが

「字を書くこと」は書道とかだろ 

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作家とも小説家とも名乗れないアマチュア小説家の自称が「字書き」だからね。 

こういう人がジャンル問わずPixivに500字SS(?)連投とかしてるのかな?

とも思いましたが、読後感はポジティブで爽やかで悪くないっていうか、意味はわかんないんだけど一陣の風が吹いた感じで何も嫌な気持ちにならなかったです。

めっちゃ衝撃!ある意味才能だと思います!

最初は棒人間でもいいからナンセンス漫画みたいなの描かれたら才能が発揮されそうです。

サイト時代は見られなかった、こういう創作(?)みたいな感じの方がPixiv時代になってから特に字書き界隈には爆増したなぁと思います↓。

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以前わたしに熱心に感想をくれていたNL字書きさん↓もこんな感じの方でしたね。

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悪い人じゃないんだけど、何言ってるか全然わかんない返答に困る長文メールをくださっていました。(用件とか読みやすさとかオチとか考えずに思いついたまま書いたって感じ)

変に作家様根性に染まってなくて健康な感じがするので、このまま拗らせずにいて欲しいです。

 

神字書き?増田

増田に書いてる同人女のエントリーって大体人格地雷奴臭プンプンのお気持ちエントリーばっかりで

「作品もつまんないなんだろうなー(お察し)」

って感じのばかりなんですけど、この方の作品はテンポも内容もオチ(というか結着点)もちゃんとあって読んでみたいなと思いました。

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■神にリアルで逢うべきか否か。
エッチな男同士の恋愛を、痴情ぐちゃぐちゃで書き散らしてる変態なんやけど、twitterで仲良くなった神絵師さまが、オフ会するとツイされてて、どうしようかと心乱れてる。

逢うの恥ずかしい。神絵師がお読みになるエッチなもんを書いとるのは、鏡餅みたいな体型の指紋ついたメガネのオバハンやねんで。うちやで。神絵師が見て、「ひっ……!」ってならへんやろか。それに、コミュ障がいきなり萌え語りいうのん無理や。延々と、最近の気候や、今してる仕事やら、神絵師さんは、お母さんもしてて偉いですー、とか、ひたすら上っ面しか喋れん。それに、その神絵師さんとはそれなりに繋がりがあって、メッセージ上でさんざん萌え語りしてもうたしなあ……。

それなら、別にいかんでええやんと思うやん。けどな、最近のtwitter上で、別れというものを匂わしてきはったんよ。ジャンルのね。他のジャンルのお話が多くなったし、今までやったら、他のフォロワーさんが書いたイラストの萌えどころもコメントで書いたり、萌え語りを欠かさない神やったのに、最近、twitterもあまり、浮上しなくなったんよね。他にも、神は、親御さんの状態もよくないと匂わしてきた。神はイベントに精力的だったけど、これでいったん一区切りかなあとつぶやかれたのを見て、あ、この人、じきに離れていかはるわ……と思ったんよね。お会いしてちゃんとお話するならこれが最後かなあと。

本音はね、お会いして、あなたのおかげで素晴らしい時間を過ごせました。どうかお元気でと言いたい。それだけなんよ。わたし、神に褒められたい一心で、神の推しカプも書いた。神はたくさん褒めてくれて、そして、もっと素晴らしい推しカプを更に見せてくれた。リアルでは、わたし、不妊で心が折れて、仕事でも人間関係やスキルで思い悩み、父が癌になりと、辛い時期だったからこそ、余計に、神の存在が有難かった。神もたくさん悩みのある方だけど、心はとても美しい方で、わたしなんかが仲良くしていいのかと思うくらいだったけど。

ここまで見てくれて有り難う。

リアルで逢うべきか否かの、否の部分、多分自分が良いように思われたいだけやね。当日、わたし、大人しくしてるかも知れんけど、神にありがとうとお伝えするわ。

わたしはしばらくこのジャンルに残るけど、神は、ゆっくり、リアルに向き合い、神が他のジャンルで楽しいことが見つかったら、笑顔で送り出したいし、たまに、推しカプのお話が出来たら嬉しいなと思ってる。離れていっても、それはそれやね。

ドロドロにエロいけどカラッとした感じのテンポの良いエロを書かれる方なのかなと想像します。

エロ字書きだけどエロ下手くそだから弟子にして頂きたい〜〜

要約すると、

  • 容姿にコンプレックスがある(謙遜も入ってると思うけど)からオフ会で神絵師に引かれないか不安

ってことだと思うんですけど、神は増田さんの作品に惚れているので杞憂…というか、少なくとも作品は愛し続けてくださるんではないかと。

 

創作と忖度

わたしは、わたし自身はどうあっても(性格地雷奴なのは痛いほど自覚しているし)作品は愛されて欲しいと思うんです。

けど、愛される作品を作るのは難しいから『良い』作品を目指して精進していくしかないんだよね。

そして、『良い』作品というのは『人から認められる』作品ではなくて、

  • 自分が『良い』と思える作品
  • 自分が納得できる作品

なんだよね。

『人から認められる』は副産物であって目的ではないのだけど、

自分の作品を客観的に見て良し悪しを判断することができないと人からの評価に依存してしまって拗らせたhtrになるのではないかと思います。

w.grapps.me

音楽やお芝居、小説や絵画など芸術全般において、“通俗的”という言葉が使われます。
わかりやすく言えば、「俗っぽい」とか「ありふれている」と言ってその作品に対する否定的な感想が込められたもの。
しかし、全く逆な見方をすれば、「一般的でわかりやすい」「王道で誰からでも愛される」という肯定的な評価になります。
そもそも「俗っぽい」とは、エセインテリや知識人かぶれの卑しい根性の愚か者が格好つけインテリぶるために使う言葉に過ぎません。

そして、こういう返り討ちに遭う↓

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■増田読んでたら突然好きな作家disられた
腐女子のPixivの人気小説が気に食わねえという趣旨の増田(https://anond.hatelabo.jp/20170811212332)読んでたら、突然又吉直樹の火花を持ち出して「あれも素人小説に毛が生えたようなものだ」とさらっと書かれてた

いや又吉関係なくない?なんでわざわざdisる必要あった?

あと賞まで受賞して3作も書いて印税をもらってる立派な作家先生に対してその言い草とは、お前はどれだけ崇高な小説を書いているんだ?PixivのBL二次創作如きで?

逆に聞きたいがお前にとっての玄人作家とはなんだ?

自分の主観で他のコンテンツを上から目線で貶しといて、Pixivの小説に正当な評価を〜とか理屈こねられても片腹痛いわ


火花もだけど個人的には劇場が名作だと思う

わたしが、増田に書き捨てる同人字書きの大多数に感じるのは

  • 「自分の作品が評価されないのは他のオタクが俗っぽくてバカだから」(万年野党しぐさ)
  • 「わたしの高尚で素晴らしい文章(ただのイキった厨二病悪文)を理解して評価して」

という他罰的な察してちゃん繊細ヤクザ心性でございます。

伝える努力もせずに伝わると思うなよ。他人に求めすぎ

そんなに評価されたかったら

「『小説』が好き」(だけど自分は書けない)

な人のいるフィールドに行ってすごいすごいすごいって礼賛されたらいいんじゃない?

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男性オタクは女性オタクよりも読み専率が圧倒的に高いというか、創作できなくて批評家みたいになってるオタク男性やサブカル男子はたくさんいます

サブカル男子は見た目に気を遣っている雰囲気イケメンも多いので良いのでは?

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(わたしはイケメンが好きだけど)

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「クリエイターとして大衆バカにし始めたらお終い」ってよく言われるのは、ようは、自分の外に原因を作って進歩を止めるからで、

普遍的な真実は真実として受け止めるべきだと思う。君の専門分野について、大衆は素人です。

需要と供給がまずベースとしてあって、そこにマーケティングやら販売戦略がついてくるだけ。

 

よしわかった。じゃあ需要100%を考えて、しっかりマーケティングして作るとしよう。

ちゃんとやれば、それなりに売れる。少なくとも作家性出したいなんて考えるより売れる。上手くやればめっちゃ売れる。筆者経験済。

でも、それじゃ満たされない……評価されてもなんか違う。これがやりたくてクリエイター目指してたわけじゃない。そしてメンタル崩す。

そういう頭がバグった困ったちゃんが一定数いる。筆者経験済。

クリエイターワナビー含む)に承認欲求はつきものだと思うんですけど、振り回されないようにしないといけないし、お金のためじゃない完全な趣味だからこそ自分の良いと思うようにしないと拗らせるし、

創作と忖度は相性最悪

なのにSNS時代になって読み手とかき手のコミュニケーションが密になった結果、負の化学反応が起こって拗らせる人が増えたなぁという印象があります。

SNSがない頃は、作家にとっては作品を作ること自体がコミュニケーションだったんですけど、今は感想に(感じよく)返事しないと恨まれたり

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粘着されたり↓します( ;  ; )

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大変な時代ですけど、創作する楽しさとか創作を通して『何か』をシェアできる喜びや手段もその分広がってきていると思うので、また何か書くときにはうまく楽しめたらいいなと思います♡

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創作が好きな人間にとっては、本当にいい時代になったよねぇ。

■アラサーで初同人誌を出した話。
世の中には、絵を描くことは好きで幼い時より描いてはいたが、特にその道に進むほど情熱をかけているでもなく、かと言って、趣味の範囲で同人誌を出すアクティブ・タイプなオタクでもなく、ただ気の向いた時や萌えの気持ちを発散するためだけに描くことで満足するタイプのオタクも存在する事をご存知だろうか。そう、私のようなタイプのオタクだ。

描くことは幼い日々より続けていたものの、どうも絵がうまくない。うまくないのだ。高校生になる頃には自分の限界に気付き、同人誌を出すのは絵の上手な人の特権!私みたいな絵の下手なオタクは一生見る側なんだ!と即売会や中古同人誌ショップを巡り、描き手様たちの作品をいそいそ収集する日々だった。

一つ目の転機は、大学に入学してからだったと思う。友人が腐趣味に目覚めたのだ。今までこの友人はオタクでありながらも腐女子ではない、夢女子に近い立ち位置のオタクだった。当時、じわじわ人気が出ていた少年漫画に彼女は「腐女子」としてハマったのだ。わたしはひとまず、近くで同人誌を買うことができるショップを教えたり、それとなくネットマナーを教えたような気がする。一緒に即売会に一般参加などもした。そう楽しんでる中、ある日彼女から「pixivで小説を書いている。今度本を出してみたい。」と言う話を聞かされた。

私は、驚くと同時に、1年も経たないうちに生産者側に回ろうとする行動力に驚嘆した。もちろん応援することにしたし、最初の彼女の小説の表紙デザインを作ったり、売り子として即売会に同席するなどした。あっという間に生み出す側となり、その後も一人でサークル参加を続けていた。「絵を描くのに○○ちゃんは出ないの?もったいない。」などと言われたこともあったが、「私は絵が上手くないから」と言葉を濁した。

私はこの時は、「彼女は特に行動力があったただけ」と思いつつ彼女がやりたいことに真っ向から挑戦できる彼女が眩しく見えた。

二つ目の転機は、私がデジタルイラストを描くことができるようになったことだった。大学半ばから社会人になるまで、およそ4年近く忙しさで絵を描くことができなくなっていた。私は当時「もう社会人になるし、いつまでもオタクでいるわけにはいかないと思っていたしちょうどいいのかな」と思いながら過ごしていた。幼少の折より続いていた唯一の趣味が無くなりつつあるのには常に一抹の物悲しさが付き纏ってはいたが、それを上回る日々の忙しさがそれをも掻き消して行った。社会人になると、日々消耗し、毎日泣いて泣いて過ごしていた。そんな中、友人がとある2.5次元の作品の観劇に誘ってくれた。昔から好きな作品で、是非にと観劇しに行くと、それは素晴らしく楽しく、素敵だった。同時に今すぐ絵を描きたくなった。久々の感覚だった。スケッチブックを引っ張り出して、演者さんが演じていたキャラクターを描き殴った。その日から、毎日毎日スケッチブックに絵を描き、ふと思い立ちそれ専用のツイッターのアカウントを作り、イラストをアップした。その作品を好きな人とも繋がることができ、とても楽しかった。

ある日、彼氏が「お前、デジタルでは描かないの?」と言ってきた。私はどうもデジタル向きではなく苦手意識もあったが、ペンタブを貸してくれて、一からイラストソフトの使い方を教えてくれた。彼氏もオタクで、小説も絵も描けるハイブリッド型のデジタル人間だった。暫く私が絵から離れていたから、今までは提案しなかったそうだ。そしてそこから私はデジタルイラストを導入するに至ったのだ。

三つ目の転機。オタクとしての楽しさを思い出させてくれた前ジャンルで人間関係がゴタつき、私はジャンル移動するに至った。ちょうど熱も少し引いたタイミングに、原作を読んだことのあるアニメが放送となり見事にのめり込んだのだ。ポツポツイラストを上げているとアニメ化中の作品だからか、たくさん反応を貰えてとても楽しくなった。フォロワーもすごく増えて、毎日楽しく過ごしていた。所謂ROM専と呼ばれる人たちにもフォローされたり、何か少し絵師っぽいかもしれないと内心喜んでいた。

そんな中、好きなCPで萌え語りをしていると、よく反応をくれるROM専の方からリプライが飛んできたのだ。内心、ROM専の人も話しかけたりするんだな、と驚いた。内容は「最高です。ぜひ本を出してください。後、小説も書いてください」と。とても驚いた。私は絵を描いてはいるが、同人誌を描く側には一生行けない。本を出せるのは、だって、絵が上手い人だけの特権なのだから、と。私は絵を描くくらいはしていいが、出す側には行くことができない側の人間なのだから。嬉しいが期待に添うことはできない。その気持ちに感謝をしつつ、当たり障りのない文章を返した。「出せる機会があれば出したいですね」などと返したと思う。私はデジタルイラストを描くことは出来るようにはなっていたが、漫画は描くことができなかった。落書き程度ならまだしも、きちんと製本できるような規定を守ったやり方での描き方は知らなかったのだ。しかし時々、その言葉を思い出して、元気を貰っていた。フォロワー同士の付き合いではなくて、ROM専の方からのお言葉だからきっと本当に私に目をかけてくれたんだろうな、と自意識過剰になりながら。

四つ目の転機。仲良くなったフォロワーが、漫画ソフトを一から教えてくれる、という、何とも親切きわまりないフォロワーだった。私は悪いし、すごく迷惑かけるし、と言ったが、私と一緒にイベントに出て本を出してくれるなら一から教えるから!と息を巻いていた。私は、ROM専の方から声をかけていただいた言葉から、いつか機会があれば出したい、と思い続けていたこともあり、とりあえず彼女の使っているのと同じソフトを買い、通話で三日三晩迷惑をかけ時には叱られながら使い方をレクチャーされた。結果として、拙いながらも原稿が作れるようになった。マスターしていないので、基本動作しかできないが、デジタルオンチの私にしては上々だ。まさか、アラサーになってから同人誌を作るよう動くことになるとは思っていなかった。年甲斐がないとか、今から始めるのか?とか、たくさん悩んだが、家族や友人周りが肯定してくれた。


そして先日、はじめてのサークル参加をした。大学時代の字書きの友人も、○○ちゃんが出るなら、と同じ即売会に出てくれた。初めてのサークル参加に浮き足立ち、前日は寝れなかった。まさか、一生描き手には回らないと思ってた自分がサークル参加をするという事実に夜中に感極まり、号泣した。本を出してと声をかけていただいたROM専の方には迷惑を承知の上で、長文のDMで感謝の気持ちを綴った。「あなたの言葉があったから本を出せました。あなたが私を同人作家にしました」と打ちながら泣いた。気持ち悪いDMにその方から丁寧にまた返信をいただいて、また泣いた。

即売会当日、売り子はフォロワーさんに頼んだ。徹夜でむしろハイになっていたので、意外に現場に立つと緊張しなかった。道中の電車では、感極まって二、三回程半泣きになったが。

始まるとお隣さんの同CPのフォロワーさんが初参加で年も近いこともありたくさん話してくださり楽しかった。

早めに撤収し、売り上げは、30弱程。いいのか悪いのかわからなかったが、友人に「そんなもん」と言われたので多分そんなもんなのだろう。何より、「貴方が出るから来るのを決めました!」と言って貰えたり、「pixivでサンプル見てほしくて…」と言って貰えたり、差し入れを貰ったり、とにかく、嬉しかった。こんなに幸せなことが世界にあっていいのかとも思った。

そして帰り道、気付いた。「あぁ、私も同人誌出す側になったんだ…」と。

同人誌の在庫は自宅郵送したが、一冊だけ手元に持って帰ってきた。何度も何度も読み返した。自分が描いたものが本になるのは不思議で、奇妙だった。その夜は、枕元に自分の同人誌を置いて寝た。なんだか自分の本がとても可愛かったのだ。

友人にイベント終わりに、「初めてのサークル参加はどうだった?」と聞かれた。私は、「今まで、同人誌って絵の上手い人だけが出していいと思ってたけど、違うんだね」と言った。友達は「そんなの、やる気の問題だよ」と言っていた。そして全く、その通りだな、と思った。

同人は、何歳から始めてもいいし、誰がやっても良かったのだ。それに気付くのに、何年もかかったが。そして私は、人生二回目のサークル参加をするべく、今もせっせと二冊目の同人誌の原稿をしているのだった。

 

花璃。